Makoto Murata
村田 真 ムラタ マコト

政策・メディア研究科特任教授
生年1960年
学位博士 (工学) (筑波大学, 2006年)
略歴学歴 京都大学理学部 (1982年)

主な前職
- 富士ゼロックス(株)システム技術研究所
- 日本IBM(株)東京基礎研 特別研究員
- 国際大学GLOCMフェロー
- 日本電子出版協会(JEPA)技術主任
専門分野文書処理
主要著作・論文・作品主要論文(査読つき)
•Makoto Murata, Akihiko Tozawa, Michiharu Kudo, and Satoshi Hada: "XML Access Control Using Static Analysis", ACM Transactions on Information and System Security, Volume 9, Issue 3, Pages 292 - 324, 2006.
•Makoto Murata, Dongwon Lee, Murali Mani, and Kohsuke Kawaguchi: Taxonomy of XML Schema Languages using Formal Language Theory, ACM Transactions on Internet Technology, Volume 5, Number 4, Pages 660-704, November 2005
•M. Murata, A. Tozawa, M. Kudo and S. Hada: "XML Access Control Using Static Analysis," ACM Conference on Computer and Communications Security (2003) pp.73-84.
•M. Murata: "Extended Path Expressions for XML", ACM Principles of Database Systems '01, page 126-137, 2001

学会誌解説記事
•村田真.電子書籍フォーマットEPUBと日本語組版、情報管理,Vol. 55 (2012) No. 1 , 2012
•村田真、川口耕介. XMLとスキーマ言語、コンピュータソフトウェア Vol.21, No.6, 2004
•村田真. XML誕生秘話、情報処理 Vol.44 No.4-7, 2003
•村田真.講座 XML [Ⅰ]――XML SchemaとRELAX――、電子情報通信学会誌2001年12月号
•村田真, XMLにおける国際化と日本語プロファイル、コンピュータソフトウェア、Vol.16, No.2(1999), pp.3--16.

著書
•村田真、門馬敦仁、荒井恭一.XML入門、日本経済新聞社、1998
•丸山宏、田村健人、浦本直彦・村田真・クラーク,アンディほか【著・訳】、XMLとJavaによるWebアプリケーション開発、ピアソン・エデュケーション、2002
•Hiroshi Maruyama, Andy Clark, Naohiko Uramoto, Kent Tamura, Murata, Makoto, et al., XML and Java: Developing Web Applications (Second Edition) Addison-Wesley, 2002

主な国際標準化業績
1.電子書籍フォーマットEPUBの標準化 [2010年より現在まで]

International Digital Publishing ForumにおけるEPUB 3の標準化において、国際化サブグループのリーダを務めた。国際化サブグループの貢献により、EPUB 3は縦書きを含む日本語に対応し、日本国内でも電子書籍フォーマットとして定着した。また、EPUB 3のISO/IEC Technical Specification化をアドホックグループのコンビーナとして主導した。


2.オフィス文書フォーマットOOXMLの保守[2008年より現在まで]

ISO/IEC JTC1/SC34/WG4のコンビーナとして、オフィススイート用のファイルフォーマットであるOOXMLの保守を行っている。最近では、その一環として、電子署名(XAdES EN)をOOXMLに導入する改定に従事している。


3.構造化文書の木正規言語に基づくスキーマ[1995年より2006年まで]

木正規言語に基づく構造化文書(SGMLとXML)のスキーマ言語についての理論研究と仕様制定を行った。理論をもとにスキーマ言語が制定されたことは、スキーマにもとづく検証などの多くの処理に大きく寄与した。仕様制定としては、RELAX NG(ISO/IEC 19757-2)に貢献した。


4.XMLの制定と日本語プロファイル[1997年より1999年まで]

W3C XML WGにアジアから唯一のメンバとして参加し、XML日本語プロファイル(JIS TRおよびW3C submission)をエディタとして制定した。


受賞
•村田真.JEPA電子出版アワード個人特別表彰、2011
•村田真.産業技術環境局長表彰、2008
•村田真、川口耕介.日本ソフトウェア科学会 解説論文賞、2007
•村田真.情報処理学会 情報規格調査会 国際規格開発賞、2006
•村田真、檜山正幸、小町祐史、田村健人.情報処理学会業績賞「XML の制定・普及への貢献」、2006
•村田真.インターネットコンファレンス '98論文賞、「文脈条件とパターンを用いたXML文書変換とスキーマ変換」,1998

学生諸君へ一言日本国内の事情だけを考えた議論を日本国内だけで繰り返すのではなく、他の言語・文化を考慮した議論を国際の場で展開しよう。
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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス