Yoko Hirose
廣瀬 陽子 ヒロセ ヨウコ

総合政策学部教授
政策・メディア研究科委員
生年1972年
学位政策メディア博士(慶應義塾大学); 法学修士(東京大学); 総合政策学士(慶應義塾大学)
主な兼職フィンランド・ヘルシンキ大学・アレクサンテリ研究所客員研究員(2017.3-2018.3)、米国コロンビア大学・ハリマン研究所客員研究員(2013.3-2014.3)、北海道大学スラブ研究センター共同研究員、同志社大学一神教学際研究センター共同研究員、国際情勢研究会・ロシア研究会委員
略歴◇学歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業(1995年)
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(1997年)
同博士課程単位取得退学(2001年)
慶應義塾大学政策メディア研究科 博士(政策メディア)(2006年)

◇賞歴
・1994年、SFC Award
・1995年、慶應義塾大学 総合政策学部・成績優秀での表彰
・2009年、『コーカサス――国際関係の十字路』(集英社、2008年)で第21回アジア・太平洋賞特別賞を受賞。

◇主な前職
国際連合大学秋野記念基金フェロー、日本学術振興会特別研究員【PD】、慶應義塾大学総合政策学部有期専任講師、東京外国語大学大学院地域文化研究科専任講師・准教授、静岡県立大学国際関係学部准教授、名古屋大学大学院国際協力研究科客員研究員、北海道大学スラブ研究センター客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師、東京外国語大学大学院地域文化研究科非常勤講師、上智大学外国語学部非常勤講師、コロンビア大学ハリマン研究所客員研究員
専門分野国際政治、紛争・平和研究、旧ソ連地域研究(特にコーカサス)
担当科目アカデミックプロジェクト,研究会
所属学会・団体ロシア東欧学会(理事)、国際法学会(学術振興委員)、日本国際政治学会、The Association for Slavic, East European, and Eurasian Studies (ASEEES)
主要著作・論文・作品◇単著
・『旧ソ連地域と紛争――石油・民族・テロをめぐる地政学』(慶應義塾大学出版会、2005年)
・『強権と不安の超大国・ロシア――旧ソ連諸国から見た「光と影」』(光文社、2008年)
・『コーカサス――国際関係の十字路』(集英社、2008年)
・『ロシア 苦悩する大国、多極化する世界』(アスキー新書、2011年)
・『未承認国家と覇権なき世界』(NHK出版、2014年)
・『アゼルバイジャン:文明の十字路で躍動する「火の国」』(群像社、2016年)

◇共編著
・廣瀬、北川、前田、吉村編『コーカサスを知るための60章』(明石書店、2006年)

◇主要な雑誌論文
・「ベトナム戦争とソ連――パリ和平会談までの和平工作を中心に」『本郷法政紀要』6号(1997年)
・「GUUAMの結成とその展望――構成各国の諸問題とロシア・ファクター」『ロシア研究』31号(2000年)
・「アゼルバイジャン現地報告」アジア経済研究所『現代の中東』第29号(2000年)
・「ナゴルノ・カラバフ紛争のアゼルバイジャン内政に持つ意味――ホジャル事件からの一考察」林忠行・宇山智彦・帯谷知可編『スラブ・ユーラシア世界における国家とエスニシティ』(国立民族学博物館・地域企画交流センター、2002年)
・「南コーカサス地域の安全保障――『コーカサス4』の試みを中心に」スラブ研究センター研究報告シリーズNo.83『CISの安全保障問題』(2002年)
・「ナゴルノ・カラバフ紛争の位相――冷戦終結の影響と和平の模索を中心に」『社会科学研究』55巻5・6号(2004年)
・「アゼルバイジャンの権威主義の成立と変容」『国際政治』138号(2004年)
・「アゼルバイジャンの世襲政治」『海外事情』53巻5号(2005年)
・「未承認国家と地域の安定化の課題――ナゴルノ・カラバフ紛争を事例に」『国際法外交雑誌』104巻2号(2005年)
・「BTCパイプラインがもたらす南コーカサス地域への政治・経済的影響」『国際開発研究フォーラム』31号(2006年)
・"Aspects of Genocide in Azerbaijan", Comparative Genocide Studies, vol. 2, 2005/2006.
・「アゼルバイジャンから見た『9.11』」『学際』第19号(2006年)
・「CIS諸国の新動向:大統領交代と国際情勢の影響に着目して」『ロシアNIS調査月報』2008年6月号(2008年)
・“Azerbaijan – a Regional Hub,” Visions of Azerbaijan, Volume 3.2, Spring 2008
・「本から時代を読む【大国ロシアと諸地域:地政学から見る国際政治】」朝日新聞社『論座』(2008年8月号)
・「ロシア・グルジア紛争で緊迫するコーカサス情勢」『ロシアNIS経済速報』2008年9月5日、NO.1439
・「「凍結された紛争」はなぜ熱戦化したのか:グルジア紛争の本質を探る」『時事トップ・コンフィデンシャル』2008年10月3日号
・「グルジア紛争をどう捉えるか―旧ソ連地域における未承認国家の問題」『外交フォーラム』2009年1月号(No.246)、8-14頁。
・「コーカサス事情―「高貴な野蛮人」と呼ばれる人々」集英社『すばる』2009年2月号
・「コーカサスの未承認国家問題:グルジア紛争後の背景と紛争後のコーカサスにおける平和構築の動き」社団法人国際情勢研究会『国際情勢 紀要』No.79(2009年2月)
・「「新冷戦」議論と米ロ関係改善の展望――グルジア紛争にみる両国の対立と国内要因」『国際問題(焦点:オバマ政権の危機対応戦略)』(2009年3月号)
・「コーカサス地域の視点から捉えるグルジア紛争とその影響」『ロシア・ユーラシア経済(特集:ロシア・グルジア紛争の検証)』(2009年3月号)
・「旧ソ連地域における紛争の現況と和平の展望」スタジオジブリ『熱風(特集:戦争)』(2009年3月号)
・「グルジア紛争―その背景とその後の世界―」『学士会会報』2009-Ⅲ(第876号、2009年5月1日発行)
・「イランとロシア、コーカサスの国際関係 ―最近の事例から―」『中東研究』第505号(2009/2010  Vol.Ⅱ)
・「グルジア紛争後の動向〜新たな動きと変わらない現実」社団法人国際情勢研究会『国際情勢 紀要』No.80(2010年2月)
・「グルジア紛争後のトルコと南コーカサス諸国の関係 ―アルメニアとトルコの和解プロセスを中心に」『中東研究』第510号 Vol.Ⅲ(2011年1月)
・「米露リセットの限界とグルジア問題」『国際情勢紀要』No.81(2011年2月)
・「グルジア紛争後のグルジアとアゼルバイジャン:未承認国家政策の変化を中心に」『国際情勢紀要』No.82(2012年2月)
・「旧ソ連諸国が危惧する第二の「色革命」」『地域研究』Vol.12、No.1(2012年)
・“Complex perspectives on Nagorno Karabakh: from comparative views between the Azerbaijanis and the Armenians,”Research Papers of the International Scientific Conference: The Place and Role of Caucasian Albania in the History of Azerbaijan and Caucasus, Baku, 2012.
・「グルジア議会選挙後の政治展望−新政権の性格と政策の検討を中心に−」国際情勢研究所紀要『国際情勢』第83号(2013年2月)
・「シリア問題をめぐるロシアの戦略―地政学的思惑と限界」『中東研究』2012年度、Vol.Ⅲ、No.516。
・「ユーラシア統合の理想と現実―思惑が交錯する中でのナショナリズムとリージョナリズムの相克―」日本国際問題研究所『地域統合の現在と未来』(2013年4月)
・"Case of the Russia-Georgia War, Georgia, and Azerbaijan From 2008 to Early 2012," International Relations and Diplomacy, 2/ 1, 2014: 1-15.
・【時の問題】「ロシアによるクリミア編入:ロシアの論理と国際法」『法学教室』(2014年7月号、No.408)、pp.44-54.
・「ソチ五輪にかけるロシアの思惑 カフカスの不満を抑えきれず」『エコノミスト』2014年1月28日・特大号。
・“The Need for Standard Policies on State Recognition: The Case of the Russia-Georgia
War, Georgia, and Azerbaijan From 2008 to Early 2012,”International Relations and Diplomacy,
January 2014, Vol. 2, No. 1, pp.1-15 [総15 頁] (ISSN 2328-2134)
・「クリミア編入、プーチンの強気の背景とは」『e-World』(http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html)3月26日配信;朝日新聞「WEB新書」(http://astand.asahi.com/webshinsho/)p.1-10にも転載。
同、加筆修正版が『e-World Premium』2014年4月号、p.17-23にも転載。
・「コーカサスの紛争を巡る歴史的背景の客観的事実と認識ギャップの比較研究」公益財団法人 JFE21世紀財団 2013年度大学助成『アジア歴史研究報告書』2014年4月、19-43頁。
・【時の問題】「ロシアによるクリミア編入:ロシアの論理と国際法」『法学教室』(2014年7月号、No.408)、44-54頁。
・「ウクライナ問題への欧米ロの立場と動き」『e-World』(http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html)2月25日配信;朝日新聞「WEB新書」(http://astand.asahi.com/webshinsho/)にも転載。同、加筆修正版が「ウクライナに平和は訪れるか:和平合意、背景に大国の利害」として『e-World Premium』Vol.14、2015年3月号、p.17-23にも転載。
・「ロシアのハイブリッド戦争に関する一考察」国際情勢研究所紀要『国際情勢』第85号、2015年3月、95-100頁。
・Yoko HIROSE, “Unrecognized States in the Former USSR and Kosovo: A Focus on Standing Armies,” Open Journal of Political Science, Vol.6 No.1, 2016, pp.67-82.
・「北極圏をめぐる近年のロシアの動き:中国の動向に注目して」国際情勢研究所紀要『国際情勢』第86号、2016年3月。
・Yoko HIROSE, “The Complexity of Nationalism in Azerbaijan,” International Journal of Social Science Studies, Vol. 4, No. 5, May 2016, pp.136-149.【査読付き】
・「帝国の落とし子、未承認国家」『アステイオン』84巻、2016年、67-84頁。
・「北方領土問題の解決を目指して エストニアとロシアの国境交渉からの示唆」独立行政法人 北方領土問題対策協会『平成27年度 調査研究レポート・報告書』2016年。
・「帝国の落とし子、未承認国家」『アステイオン』84巻、2016年、67-84頁。
・「中露の狭間で揺れる中央アジア経済制裁」『世界経済評論』2017年1・2月号、Vol.61, No.1、35-43頁。
・「英国EU脱退の旧ソ連諸国への影響」『海外事情』2016年12月号、95-109頁。
・「アゼルバイジャン:独立25年間の歩み」『ロシアNIS調査月報 特集◆ソ連解体から四半世紀を経たロシア・NIS』2017年1月号
・「ロシアにとってのシリアとチェチェン:シリア紛争は第三次チェチェン紛争か」国際情勢研究所紀要『国際情勢』第87号、2017年3月。

◇共著論文
・Yoko Hirose and Grazvydas Jasutis, 2014. Analyzing the Upsurge of Violence and Mediation in the Nagorno-Karabakh Conflict. Stability: International Journal of Security and Development 3(1):23、pp.1-18, DOI:http://dx.doi.org/10.5334/sta.du【査読付き】

◇主要な単行本所収論文
・「ナゴルノ・カラバフ紛争の政治的考察――紛争激化の要因と民族共存の展望」日本比較政治学会編『民族共存の条件』(早稲田大学出版部、2001年)
・「テロと紛争」細野助博編『政策学入門・ポリシースクールの挑戦』(東洋経済新報社、2003年)
・「ロシアの対コーカサス外交――テロと紛争の狭間で揺らぐ国際関係」松井弘明編『9.11以降の国際情勢の新展開とロシア外交』(日本国際問題研究所, 2003年)
・「テロ対策とグローバルガバナンス」岩崎正洋編『政策とガバナンス』(東海大学出版会、2003年)
・「紛争から民族共存へ――新しい国家像を求めて」香川敏幸・小島朋之編『総合政策学の最先端(4)新世代研究者による挑戦』(慶應義塾大学出版会、2003年)
・「CIS内サブ・リージョナル・グループの動向――GUUAMの盛衰を事例に」田畑伸一郎・末澤恵美編『CIS――旧ソ連空間の再構成』(国際書院、2004年)
・"Visions for Mountainous Karabakh: From the Azerbaijanis and the Armenians", International Visions ed., The Armenia-Azerbaijan Conflict over Karabakh from History to Future Peace Prospects, (Azerbaijan: Visions of Azerbaijan, 2007).
・「ナゴルノ・カラバフ紛争をめぐる平和構築の課題」城山英明・石田勇治・遠藤乾編『紛争現場からの平和構築――国際刑事司法の役割と課題』(東信堂, 2007年)
・「南コーカサス三国とロシア」田畑伸一郎編『石油・ガスとロシア経済』(北海道大学出版会, 2008年)
・「アゼルバイジャンにおけるジェノサイドの負の連鎖」黒木英充編『「対テロ戦争」の時代の平和構築――過去からの視点、未来への展望』(東進堂, 2008年)
・「コーカサスをめぐる国際政治――求められるバランス外交」前田弘毅編『多様性と可能性のコーカサス――民族紛争を超えて』(北海道大学出版会, 2009年)
・「「超大国」ソ連から「資源大国」ロシアへ」『マップ・マガジン①情報世界地図―大転換期を読み解く』(小学館クリエイティブ,2009年)
・「ロシア等との関係」社団法人中国研究所『中国年鑑2009』(2009年5月刊行)
・「解説」オスネ・セイエルスタッド著 /青木玲訳『チェチェン 廃墟に生きる戦争孤児たち 』(白水社, 2009年)
・「ロシア等との関係」社団法人中国研究所『中国年鑑2010』(2010年5月刊行)
・「アゼルバイジャン ジェノサイドの20世紀」石田勇治・武内進一編『ジェノサイドと現代世界』(勉誠出版,2011年)
・「EUとコーカサス・中央アジア」羽場久美子・溝端佐登史編著『ロシア・拡大EU』(ミネルヴァ書店,2011年)
・「ロシア等との関係」社団法人中国研究所『中国年鑑2011』(2011年5月刊行)
・「ロシア等との関係」社団法人中国研究所『中国年鑑2012』(2012年5月刊行)
・「ロシアから見た南コーカサス:ザカフカスから南コーカサスへ」(下斗米伸夫・島田博)『現代ロシアを知るための60章【第二版】』(明石書店, 2012年)
・「南コーカサスの地域紛争」帯谷知可、北川誠一、相馬秀廣編『朝倉世界地理講座−大地と人間の物語−「中央アジア」』(朝倉書店、2012年)。
・「南コーカサスの都市」帯谷知可、北川誠一、相馬秀廣編『朝倉世界地理講座−大地と人間の物語−「中央アジア」』(朝倉書店、2012年)※前田弘毅、吉村貴之と共著。
・“Japan-Russia Relations: Toward a Peace Treaty and Beyond”, Yuki Tatsumi ed., Japan’s Global Diplomacy: Views from Next Generation, Washington DC, Stimson Center, March 2015.
・「シルクロード経済圏構想と中露の利害対立」遊川和郎[ほか]著『中国との距離に悩む周縁』亜細亜大学アジア研究所、2016年1月。
・「ロシアの外交戦略とユーラシア連合構想」石川幸一・馬田啓一・渡邊頼純・編著『メガFTAと世界経済秩序:ポストTPPの課題』勁草書房、2016年10月、148-161頁。
・「ロシアと未承認国家問題:ロシアの近い外国に対する重要な外交カード」下斗米伸夫編『ロシアの歴史を知るための50章 (エリア・スタディーズ152)』明石書店、2016年。
・「南コーカサスの政治変動と外交政策」六鹿茂夫編『黒海地域の国際関係』名古屋大学出版会、2017年1月、215-244頁。
・「長期化する紛争と非承認国家問題」六鹿茂夫編『黒海地域の国際関係』名古屋大学出版会、2017年1月、272-293頁。

※その他、WEBや新聞の連載含め、業績多数。
学生諸君へ一言「未来からの留学生」である皆さんが、SFCで学んだことを活かし、日本を、そして世界を牽引し、明るい未来を築いていってくださることを心から願うと共に、私自身も皆さんの目標、ヴィジョンをかなえるべく最大限のお手伝いをしていきたいと思っています。私自身も皆さんと共に学び、共に成長していきたいです。

プロジェクトURLhttp://web.sfc.keio.ac.jp/~hiyoko/
個人ウェブページhttp://web.sfc.keio.ac.jp/~hiyoko/
備考2017年度は国際共同研究加速基金留学のため担当授業なし
連絡先〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤 5322
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
hiyoko [ at ] sfc.keio.ac.jp
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