Makiko Nakamuro
中室 牧子 ナカムロ マキコ

総合政策学部准教授
政策・メディア研究科委員
主な兼職産業構造審議会委員、行政改革推進会議歳出改革ワーキンググループ有識者委員、経済産業研究所「医療・教育の質の計測とその決定要因に関する分析」および「労働市場制度改革」プロジェクト委員、スーパーサイエンスハイスクール支援推進委員
略歴1975年奈良県生まれ。1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で学ぶ(MPA, Ph.D.)。専門は、経済学の理論や手法を用いて教育を分析する「教育経済学」。日本銀行や世界銀行での実務経験がある。2013年から現職。産業構造審議会等、政府の諮問会議で有識者委員を務める。著書「『学力』の経済学」(ディスカヴァー・トウェンティワン)は発行部数累計30万部のベストセラーに。
専門分野教育経済学
担当科目マクロ経済2,国際開発論,プロジェクトA,国際社会のデータサイエンス,アカデミックプロジェクト,研究会(教育政策の経済学的分析),研究会(貧困の世代間連鎖を断ち切る:フィリピンスラム街でのフィールド実験),大学院プロジェクト科目(パブリックポリシー(合意形成))
所属学会・団体日本経済学会
アメリカ経済学会
主要著作・論文・作品(最近の代表的な論文)
・Nakamuro, M., Inui, T., & Yamagata, S. Returns to Education Using the Sample of Twins: Evidence from Japan. Asian Economic Journal. DOI:10.1111/asej.12113(朝日新聞2013年1月10日教育面でも紹介されました)
・Matsuoka, R., Nakamuro, M., & Inui, T. (2015). Emerging inequality in effort: A longitudinal investigation of parental involvement and early elementary school-aged children’s learning time in Japan. Social science research, 54, 159-176.
・Griffen, A. S., Nakamuro, M., & Inui, T. (2015). Fertility and maternal labor supply in Japan: Conflicting policy goals?. Journal of the Japanese and International Economies, 38, 52-72.
・Takenaka, A., Nakamuro, M., & Ishida, K. (2015). Negative Assimilation: How Immigrants Experience Economic Mobility in Japan. International Migration Review. DOI: 10.1111/imre.12129
・Nakamuro, M., Inui, T., Senoh, W., & Hiromatsu, T. (2015). Are Television and Video Games Really Harmful for Kids? Contemporary Economic Policy, 33(1), 29-43.
・Nakamuro, M., Uzuki, Y., & Inui, T. (2013). The Effects of Birth Weight: Does Fetal Origin Really Matter for Long-run Outcomes? Economics Letters, 121(1), 53-58(朝日新聞2013年6月17日社会面で紹介).

(最近の代表的なDP/WP)
・Higuchi, Y., Sasaki, M., & Nakamuro, M.(2017). Impacts of an ICT-assisted Program on Attitudes and English Communicative Abilities: An experiment in a Japanese high school. RIETI Discussion Paper Series, 17-E-030(VOXにも掲載されました:http://voxeu.org/article/how-online-learning-can-boost-english-language-teaching-japanese-schools
・Nakamuro, M., Matsuoka, R., & Inui, T. (2013). More Time Spent on Television and Video Games, Less Time Spent Studying? RIETI Discussion Paper Series, 13-E-095(VOXにも掲載されました:http://www.voxeu.org/article/video-gaming-and-studying-evidence-japan VOXの邦訳はこちら:http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0392.html )
・Nakamuro, M. & Inui, T. (2013). The Returns to College Quality in Japan: Does Your College Choice Affect Your Earnings? ESRI Discussion Paper Series, No.306
・Nakamuro, M., Oshio, T. & Inui, T. (2013). Impact of School Quality on Student Achievements: Evidence from a Twin Survey in Japan. ESRI Discussion Paper Series, No.304

(著書)
・「『学力』の経済学」(2015).ディスカバー21(ビジネス書大賞準大賞、「週刊ダイヤモンド」2015年ベスト経済書第3位、日本経済新聞社発表「2015年エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」第10位)
・「『原因と結果』の経済学」(2017).ダイヤモンド(津川友介氏との共著)

(雑誌寄稿・インタビュー等)
・日経トレンディ2017年10月号「その選択、間違っていませんか?学歴&教育費」特集
・東洋経済2017年6月3日号「今すぐはじめるデータ分析」特集
・AERA2016年3月14日号「学歴の経済学」特集
・東洋経済2015年10月24日号「教育の経済学」特集
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(5)「偏差値の高い大学にいくって本当にそんなに大事なことなの?」
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(4)「「日教組が強いところは学力が低い」は本当ですか?」
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(3)「キラキラネームを子どもにつけてはダメですか?」
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(2)「ご褒美で子どもを釣ってもいいのですか?」
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(1)「ゲームは子どもに悪い影響を与えるのですか?」
・日経ビジネスオンライン 気鋭の論点「小さく生んで大きく育てよは間違い:日本人の学力の違いは、遺伝で35%説明できる」
・The Huffington Post「「じつは学歴で年収は変わらない」日本の教育を変えるエビデンス・ベーストとは? 中室牧子さんに聞く」
・eduview「エビデンスベースト」が日本の教育を変える(続):中室牧子氏に聞く

(競争的研究資金[代表者のみ])
・「貧困と災害の教育経済学:社会的不利や困難に打ち勝つ子どもをどう育てるか」(研究代表者,科研費基盤A,研究課題番号:16H02022)
・「小規模保育が子どもの発達や健康に与える効果」(研究代表者,挑戦的萌芽研究,研究課題番号:16K13373)

(受賞歴)
Joint Japan World Bank Scholarship
日本教育社会学会・国際奨励賞

(資格)
専門社会調査士
学生諸君へ一言日本の教育政策には、事後的に定量的な政策評価が実施されなかったがために、子ども手当やゆとり教育などのように流行が廃れるかのように終了し、しかもその政策にどのような効果があったのか(あるいはなかったのか)、いまだにはっきりしないものがたくさんあります。私は経済学の「効果測定」(Impact Evaluation)と呼ばれる手法を用いて、教育政策の効果測定を実施することに関心を持っており、多くの自治体や学校と共同研究を実施しています。「教育に科学的根拠を」―これは教育にかける1円のお金を生きたお金にする試みです。少子化が進み、日本の財政状況が悪化するなかでは大変重要な考え方です。皆さんとともに研究をする機会に恵まれ、嬉しく思っています。
プロジェクトURLhttp://edueco.sfc.keio.ac.jp/
連絡先〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤 5322
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
makikon [ at ] sfc.keio.ac.jp
※メールを送る際には [ at ] を @ に変換してお送りください